NHKさんでは、大河ドラマのほかに違う曜日に
味付けの異なる時代劇を放送しています。
今は高橋英樹さん主演の金曜時代劇ですが、
1979年は水曜日の枠で『日本巖窟王』が
放送されました。
題名からも分かる通り、あのアレクサンドル・デュマの
『モンテクリスト伯』を下敷きに舞台を家光の時代に移し、
小野田 勇先生の脚色、『さよならをするために』の
坂田晃一先生の音楽、正に痛快中の
痛快大型娯楽時代劇でした!
ここ何年か他チャンネルでも再放送されたようなので、
本放送と共にご覧になった方も多いと思います。
主演は天下の二枚目草刈正雄さん、その時27歳!
初めてお会いした時は、男の私でもドキッとしました・・・。
そして私の役は、草刈さんの仇討ちを助ける琉球の王子、
尚竜王、正真正銘の二の線です!
共に手を貸すのは、三林京子さん扮する真美(まび)姫。
みんなお若い!!
しかし題名にもある通り、合計23回のこのドラマに
ご出演は、内藤武敏・河内桃子・有川 博・水谷良重
多々良純・東野英心・片桐夕子・結城しのぶ・山本みどり
寺田 農・蟹江敬三・汐路 章・浅利香津代・綿引 洪(勝彦)
志垣太郎・片平なぎさ・宮下順子・永島暎子・安部 徹
西村 晃・浜田光夫・玉川伊佐男・林 与一・沢 竜二
伊藤雄之助・沢村貞子・浜木綿子・三木のり平という方々!!
普通演出の方は、若い役者などには「そこはこうして」
と演技指導もするわけですが、このメンバーならば
そんな必要は一切無し!
リハーサル室で立ち稽古を拝見してると、
台本のセリフが次々と、そして生き生きと
具現化されて行くんです。
きっとこの時代の人は、この状況では
こういう風に考え、こういう風に動くん
だろうなぁ~、と。
演出陣は俳優・女優の持ち味を最大限に
引き出し、きちんと整理をする作業。
素晴らしい演奏家を指揮する素敵な
コンダクター、といった雰囲気でしょうか・・・。
しかししかし本格的な大型ドラマは初めての私、
こんな所に出させていただいたのに、まだまだ
若造でした・・・。
長年出ていた舞台のくせが取れず大変未熟、
反省と共に残念無念・・・・・。
ただ、こんなに大御所が大挙出演していたのに
中の雰囲気はとっても良く、ハードな撮影の合い間に
出演者・スタッフ揃って野球大会などもやったんです!
その時、グランドの隣りにテニスコートがあったので
テニス大会も急遽開催。
私、中学高校と軟式、大学に入ってからは
硬式をやっていたので、草刈さんにちょっと御伝授。
隣りは奥様役の山本みどりさん(22)、可愛い!
スポーツ万能の草刈さんは、この時
初めてにも関わらず、ラリーもばっちり、
実はこの後テニス大好きになられました。
これは、もうすっかり腕を上げた草刈さんと
神宮テニスクラブで。
このおヒゲは、角川映画『復活の日』のための物ですね。
久々に『御宿かわせみ』でご一緒した時には
私にビデオコメントを下さいました。
草刈さんとの思い出も含め書かせていただきましたが、
この後、俳優三波は一連の時代劇へと進んで行く
訳ですから、正にエポックメイキングとなった
貴重な作品です。
草刈さんはじめお世話になりましたすべての皆様、
特にご迷惑を掛けましたスタッフの方々・・・、
ありがとうございました!!
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