今回のおもいッきりテレビ『こだわりの逸品』は
沖縄の天然塩、しかも世界的な商品でした。
『ぬち』とは沖縄の言葉で命、『マース』は
塩という意味です。
人間は、水の次に塩が無ければ生きて
いけません。
古代ローマでは、兵士にお金の代わりに
塩を配ったとか。現在のサラリーというのは
その時の塩という言葉が残ったものらしい・・・。
そんなに大事な塩なのに、今では健康を害する
【敵役】以外のなにものでもありません・・・。
しかしこのぬちマースには、塩分を体の中から
排出するカリウムがたっぷり。
その他カルシウム・マグネシウム・鉄分・亜鉛・
マンガン・銅・クロム・ヨウ素など海水そのままの
豊富なミネラル群は、あのギネスも認める所!
現在は21種類にもなるそうです。
がんばる社長は高安正勝さん、
国立の琉球大学、理工学部物理学科卒。
ご自分でも、ビジネスマンというより学者に
近いとおっしゃる。
今はイオン式交換膜製塩法・塩田法・岩塩・
再生製塩法・煮釜式製塩法などが主流。
しかし、Nacl は取れてもミネラルは・・・・・。
それに対して、高安さんのやり方は
『常温瞬間空中結晶製塩法』。
社長との写真の場所、離島の浜比嘉島から
きれ~いな海水を汲み、この装置から
霧状にして噴出させる。
すると部屋は白銀の世界!
そこに出来た物は、そのまま水に溶かすと
再び海水になる、という程ミネラルたっぷりの
自然の塩が抽出出来る訳です。
このやり方、世界初!
物理学科卒の面目躍如!!
もちろんこれだけ自然に由来する物、
体に良いものが美味しくない訳がありません。
そこで訪ねたのが、ご存知京都の
吉兆嵐山本店さん。
私、こちらは初めて、嬉しい!!!
京都吉兆の社長、徳岡孝二さん。
そう簡単にはテレビ出演しない方が
私を笑顔で迎えて下さっている・・・。
これだけで、ぬちマースへの入れ込み具合が
分かります。
天下の吉兆さん、どんなお料理が出てくるかと
思ったら、まずはこれ!
きゅうり・・・・・・。
二日間、普通の塩とぬちマースで
漬けたものとが出て来ました。
「まずはどうぞ。」
私も一応、グルメレポーターとして
お邪魔している訳ですから、これは何とか
食べ分けなくては・・・・・。
と意気込まなくても大丈夫でした。
一目瞭然、ぬちマースで漬けた方は
色も形も、そして味もパリッとしていて
本当においしい。
これもミネラルの為せる技、
シンプルだからこそ分かる良さ・・・。
「たぶんこれから先、これ以上の塩は出て来んと
思います。私の最終の巡り合わせですわ。」
ぬちマースは、京都の歴史をも味方につけて
しまいました・・・。
現在は生産が間に合わず、残念ながら
3・4ヶ月待ちの状態・・・。
でも来年春には新しい施設も完成、
よりたくさんの方にお届け出来る予定。
【塩はやっぱり体に必要な物】
大手を振って言える『ぬちマース』を、
私も応援します!!
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