今日もどこかで 『 ぬかるみの女 』 その3
星 由里子さん扮する文子さんと結婚した私の兄
(小林勝彦さん)は、毎日とんでもないテイタラク。
女は作る、会社は倒産させる・・・!
ついに福岡の家を捨て、二男一女の子供を連れて
ひとりの母親として生きて行く決心をします。
悲しい別れ・・・・・・。
古くから知っている大阪の会社社長、桐山
(三橋達也さん) にお金も含め相談しようとすると、
自分で働いて育てろ、昼間の仕事じゃ稼げない、
ダンサーになれ!! と・・・。
ダンサーといっても、シャル・ウィー・ダンス?の
ダンサーではありません。
いわゆるホステスさん・・・。
旦那を寝取った女と同じ職業に就け! と
桐山は冷たく言うのでありましたぁ・・・。
( 当時のフジテレビの新聞広告より )
それからは、もう大変大変!!
ドロドロした女の戦いに巻き込まれながらも、
たくましく生きて行く源氏名、準子さん!
義理の弟、私正和は心配で心配で、
あげくにはお義姉さんの働いているメトロ
( 地下鉄ではなく、マンモスキャバレーの事 )
の黒服になり、影に日向にお義姉さんの手助けをし、
またそれと同じくらいドジもやったりします・・・。
しかし、準子姉さんはついに自分のお店を
持つまでとなり、そのオープンのお祝いの席で、
前出の桐山こと三橋達也さんは、
「 あの時はさぞかし、私を恨んだろう・・・。
しかし、仏心を出して菓子屋の一つも与えたら、
あなたはすぐに潰すほどの甘ちゃんだった。
だが今、しっかりと自分の努力でこの成功を掴んだ。
文ちゃん、いやマダム準子、おめでとう!!」 と、
最高の祝福をしてくれるのでありました。
このシーン、このセリフは、
それまでのストーリーや長い撮影の思い出が
色々蘇えり、お店の端に出ていた私は
本当に泣けました・・・・・・・・。
さて、このお話はある方の半生が
ベースになっています。
これは放送直前、そのモデルになった
銀座のママさんのお店で製作発表を
行った時の写真です。
左から2番目の方が、クラブ 「ジュン」 の
オーナーママ、塚本純子さん、当時57歳。
(残念ながらすでに故人)
花登先生はこの方の生き様に感銘を受け、
ご自分流の味付けをして世に送ったわけです。
さてこのドラマ、共演の方と言うと・・・・。
続かせて下さい!
10月 7, 2006 ぬかるみの女 | Permalink
コメント
はじめまして。
ぬかるみの女を検索しておりましたら、この三波さんの
ホームページにたどり着きまして、思わず書き込みを
してしまいました。
私は今年で30ですが…三波さんはたしか、今でも鮮明に
覚えてる忘れもしないのですが・・・
私が幼稚園の年長の時だから・・・
たしか昭和59年ごろに「おーいはに丸」に出演なさっていた
神田のお兄さんだと思うのですが・・・「やたらと神田君、
神田君・・・」と呼ばれていた記憶が残ってますが・・・
違っていたらごめんなさい。松田聖子さん風の髪型をした
目がぱっちりしたお姫様のような衣装のお姉さんも
おられたような気がしますが・・・それにしてもお変わりなく、
懐かしいです。
前置きはさておき、私はぬかるみの女のファンで、
高校生のとき再放送で観たのが初めてになります。
過去二度再放送を観まして、この度また、九州朝日放送で
再放送されることになり、その再放送のためにわざわざ今回、
ブルーレイディスクを購入し、毎日録画しながら観ております。
10年前は途中からビデオに録画していたのですが、
今回は一話から最終話まで録画できればと思います。
自分は、同性が好きなので、とくに女性にはあれなのですが、
初めてぬかるみの女を観た時に、あまりにも星由里子さんが
お綺麗で、こんなにお綺麗な人っているんだ・・・と思いながら、
「ぬかるみってぬかづけか何かのホームドラマなのかな?」
と思いながら・・観てましたら、ハマってしまいまして、
今に至ります。今まで観たい番組がないときはBGMのように
ぬかるみの女のビデオを部屋で流してパソコンをしたり、
掃除や料理を作ったりしていましたが、妙に流していると
落ち着いて来るんです。なぜでょう?(笑)
ドラマの作りもとても良くて礼儀や仁義や忠義、義理というのを
このドラマから教わったように思います。セリフもとても丁寧な
セリフで、言葉がきれいで昔の日本てこんなに品があって奥の
深い話し方をしていたのだと・・いろいろな昔の日本の社会も
知ることもできて、本当にこのドラマに出会えて良かったです。
今は、博多を出て、布団を借りるために金歯のおばさんに婿に
逃げられた話を聞いて、桐山のおじさんに出会えずに遺書を
書いて自殺しようとしたときに正和さんがこっそり入れておいて
くださったお金に気づき助けられたところで終わって
おりますが・・・
ぬかるみの女を観て、人と人との助け合いというものをもう一度、
初心に戻って大切にしていきたいなと思います。
追伸、ドラマ顔合わせのお写真を拝見しましたが、やはり、
星さんおきれいですね。あんなに髪が長かったのですね。
花登先生の真横ではなく、正和さんを挟んだ位置に星さん
(奥さん)が立って撮影されてるのがなんとも粋だなと思い
ました。
ただ、アケミ(真木洋子)さんが白血病で亡くなられたのは
ショックでしたが、正和さんのお父さんや文子さんのご実家の
ご両親ももう亡くなられてるなんて・・・残念ですね。
一番に残念なのが花登先生です。83年にご病気で亡くなられたということで、続 ぬかるみの女が終了したまもなくなので、
一体、花登先生はどんな気持ちで続編を書かれたのか・・・
どんな気持ちでぬかるみの女のドラマを見守られていたのか
気になります・・・。
長々とした文章になりすみません。。
投稿: ひろと | 2008/04/22 4:38:56
詳しくしっかり見て頂きありがとうございます!
本当に嬉しいです!!
投稿: Toyokazu | 2008/04/22 23:29:02
本物の 純子さん・・当時57歳ですかぁ。
このストーリーのどこからどこまでがノンフィクションなのかわかりませんが、でもお写真を拝見して、いろいろな苦労を乗り越えてこられた芯の強さみたいなものを感じます。
投稿: きょん | 2008/08/21 15:31:06
穏やかなお方でした。
投稿: Toyokazu | 2008/08/22 0:57:07
初めまして。
今、大阪では続・ぬかるみの女が、テレビ大阪で放映されています。
ドキドキしながら、毎日、楽しみにしています。
このドラマを見ていると、着物が着たくなりますね。あんな風に美しく着こなせないですが。
投稿: ときどきぷろぐらま。 | 2009/02/05 15:00:05
今現在再放送見てます
これは本当に傑作ドラマですよね!!
もう3回ほど見てますが(ストーリーが分かっていても)飽きません☆
こんな骨のあるドラマって最近見ないですよね。
みなさん個性的で活き活きしてます☆☆☆
投稿: kay | 2009/04/14 16:36:25
嬉しいです
投稿: Toyokazu | 2009/04/15 0:25:23
第一部は、独立して「これからが本当の戦いだ」な結末。
第二部は、壮絶過ぎる戦い。
マダムとしては勝っても、女としては…。
反面、山村の会社は、どうなったのか?
強欲女は、どうなったのか?
何故、大阪を離れて、東京の銀座なのか?
花登先生が、病気だったせいで、駆け足になってしまったのかもしれないですね。
無情な結末に、自分の部屋で茫然自失になってしまったのが思い出です。
投稿: 鬼塚タロウ(仮名) | 2015/09/03 22:15:49
素晴らしい観察力ですね。
仰るように、内容の方も先生のお身体が
影響しているかもしれません。
写真が抜けてしまっていて…。
そのうち全部入れ直します。
投稿: Toyokazu | 2015/09/05 23:21:34
2008年の4月にも書き込みをしました
ひろとです。
相変わらず、ぬかるみの女のファンで、
この度は 星由里子さんが、逝去されて
非常に残念な気持ちでおります。
最近、忙しくてHDDに撮りましたぬかるみの女
を観ておりませんでした。
無作為に再生しましたら、ぬかるみの女の最終週あたりの
準子さんがメトロを独立して、三波さん(まさかずさん)も
メトロを辞めて準子さんのお店に移るという話でして、
三波さんが沢山、出演されておられて
久しぶりに三波さんのホームページのことを思い出し
アクセスさせていただきました!
今もホームページにぬかるみの女のエピソードが残っていて
良かったです!
これからも、ぬかるみの女のエピソードの記事が残っていてほしいです!
星由里子さんのご冥福を御祈り致します。
投稿: ひろと | 2018/05/20 20:37:12
有難うございます。
古くて何故か写真が抜けてしまって。
時間ができたら直します。
今回の事は本当に残念です・・・。
投稿: Toyokazu | 2018/05/22 10:55:03
2008年に書き込みを致しました「ひろと」です。
今日、女優の片桐夕子さんがご逝去されたニュースを拝見して、お久しぶりにごブログを15年ぶりに拝見させていただきました。片桐夕子さんは、たくさんのドラマにご出演されましたが、やはり、ぬかるみの女の三波さんとの やり取りの印象がとても強いです。平泉成さんも、今のお優しい雰囲気とは違って怖い雰囲気で、昔の方は、迫力のあるお上手な演技をなさる方ばかりです!
ここ12、3年、日本のあちこちでは、ぬかるみの女の再放送が全く放送されなくなり、残念な気持ちでいっぱいでございます。今の時代だからこそ、花登作品のドラマの再放送をどこかで流していただきたいものです!
お〜いはに丸世を観ていた世代のわたくしですので、未だに三波さんは、「神田のお兄さん」というイメージですが、また、ぬかるみの女の再放送で、若かりし頃の三波さんを拝見させていただきたいものです。古き博多弁は、九州弁の中でも独特で、語尾のイントネーションのアクセントの位置が、上がり気味口調ですので、ホントに難しいですよね。
また、ぬかるみの女 収録の貴重な御写真が、ございましたら、アップをよろしくお願い致します!
投稿: | 2023/04/13 22:49:30