久しぶりの海外旅行 その1
今年の夏、プライベートではめったに行かない
海外に参りました。
その国は、フランス。
実はこれには、私なりの意味がありまして・・・。
このブログに時々出てくる学校時代、
小学校から高校まで、千代田区九段にある
暁星学園という所に通いました。
この学校、1888年(明治21年)フランスと
アメリカから来られた5人の宣教師の方が建てたもの。
もう120年余りの歴史を誇ります。
そして、フランス語教育はなんと小学校1年から!
クラス名もアー・ベー・セーとフランス語読み。
6歳の私は、そのエー・ビー・シーならぬ
アー・ベー・セーを習って得意満面!
家に帰ると、どこから届いたのか味の素の
詰め合わせセット。
昔はその箱に大きく活字体小文字で、味の素さんの
イニシャルである 『 a 』 が大きく書かれていました。
(覚えていらっしゃる方も多いはず・・・)
それを見て私・・・。
「ママ、味の素の人って偉いねぇ~!」
「どうして?」
「だって、フランス語の『 アー 』 を知ってるんだよぉ!!」
「・・・・・」
それから12年間、始業式・終業式にはフランス国歌を歌い、
卒業式にはフランス大使がご出席、フランス語を
良く学んだ人を表彰するといった具合。
その縁で大学受験もフランス語、私にとってフランスは
大変大変なじみの深い国なんです。
ところが・・・・・。
私、今まで一度もそのフランスに行った事が
ありません!!!
これはイカン、あの独特なアールや鼻に掛かる発音
(鼻母音)を何のために勉強したのか!
ざっとこんな訳なんです。
期待に胸をときめかせ、まだ見ぬ恋人をめざして(!?)
ANAの機内へと乗り込みました・・・・・。
(つづく)
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